核攻撃される時の手順
核攻撃時に取るべき行動
核攻撃に備えて用意しておくこと
本当に生き残れるのか
核攻撃される時の手順
実際の有事では、おそらく宣戦と同時に攻撃が行われる事でしょうから、手順はないかもしれません。しかしたとえ数分前であったとしても核攻撃の危険性があるという警報が、政府から発せられると思われます。もっとも、核テロリストの場合は事前に攻撃を予想することは 不可能でしょう。
核爆弾はそれだけではターゲットへの輸送手段がないので、大陸間弾道弾、巡航ミサイル、潜水艦発射ミサイル、長距離爆撃機などでその輸送が行われます。その際わずかな時間であったとはしても空中を飛ぶことになるので、その間に撃墜しようとすることでしょう。しかし、 マッハ8ぐらいの速度で飛んでくる複数のミサイルを全て打ち落とすのは、まず不可能でしょう。
核攻撃時に取るべき行動
爆風や放射線を避けるため地下のシェルターに逃げる
爆心地に近く、シェルター内が安全であれば、爆発後も数日はそこにとどまる
(短半減期核種からの放射線が減衰して弱まるため)他の地域に避難するときは風下方向への避難は避ける
(放射性降下物から身を守るため)爆心地方向へは行かない
避難時には雨を直接体に浴びないようにする
(放射性のちりが多く含まれているから)放射線で汚染された物を口にしない
(体内被爆の方が長年にわたる健康被害の原因となる)
核攻撃に備える場合
民間防衛用 核シェルターの例
民間防衛用の核シェルターの例です。地面を掘り下げて、土のうを積むことにより、爆風の影響を直接受けない空間を作っています。
放射性降下物から身を守るために、地下室は気密ハッチにより外部の空気の流入を遮断し、換気は換気塔より行います。なお、換気設備には放射性のちりやゴミなどが室内に流入しないためのフィルターなどを備え付けた方が良いでしょう。
核攻撃に備える場合の準備物
食料・飲料水
雨ガッパ・帽子・防毒マスク・ゴーグル・手袋といった体を覆い隠す物
よう素剤など、体内被ばくを軽減する薬品類
ラジオ・衛星デジタル携帯電話などの情報収集、連絡手段
医療用具、衣料などの生活必要品
その他、一般の災害時の避難で必要となる道具一式
本当に生き残れるのか
原爆の威力と被害の関係
爆弾の威力
爆発方法
99%致死領域
建物全壊領域
50%致死領域
建物半壊領域
15kt 空中爆発 半径1.2km 半径1.0km 半径2.3km 半径2.6km 1Mt 地表爆発 半径3.0km 半径3.0km 半径5.0km 半径8.0km 1Mt 空中爆発 半径3.5km 半径4.0km 半径6.0km 半径10km 25Mt 空中爆発 半径11km 半径10km 半径17km 半径20km 上の表は大体の値なのですが、攻撃された都市の中心部とその近辺に住んでいる人には致命的な傷害を被ることになります。原爆の被害の性格などは福岡市への核攻撃のシナリオとその影響において述べているので、そこも参考にして下さい。
原爆は、熱線、放射線、爆風、引き戻し風、1次火災、2次火災とさまざまな傷害の発生となりうる要因が絡み合って被害が生じます。また、爆発後は飛び散った原爆の構成材料が降り注ぐ(放射性降下物)ことも忘れてはいけません。実際に核攻撃から身を守るすべは、攻撃目標となるような都会には住まないことかもしれません。